耳石


1.序論
耳石は魚の平衡感覚をつかさどっている。また、耳石には輪状の模様があり、その輪が何重かで魚の年齢がわかる。そこで、その耳石がどのような構造になっているのかを観察しようと思う。
2.実験器具・薬品
  ・魚(アジ・メバル)
  ・醤油
  ・ガスコンロ
  ・鍋
  ・ザル
  ・ピンセット
・顕微鏡
3.実験方法
  1)魚の頭を煮崩れしない程度に煮る。その際、消臭のために醤油を少量入れ
   る。
  2)頭部を切り取り、それをザルの上でよく洗う。
  3)頭骨を中央から左右に広げるように割り、内耳付近の肉片などをピンセッ
   トで取り除く。
  4)左右の耳石を取り出し、観察する。
4.実験結果
   頭骨の間から耳石が得られた。詳しい形状は次の考察に記載する。
5.考察
  実験を通してメバルとアジの耳石について次のことが分かった。
◎相違点
・大きさ…メバルのほうがアジより一回り大きかった。
◎共通点
・形…序論で述べたような輪紋が両方に見られた。
・色…白米のような白色をしていた。